睡眠不足が勃起障害のリスクを高くしている!~勃起と睡眠の関係~

枕を抱きしめる男性

男性の性器は性的な刺激を受けると勃起をするのが自然な状態です。しかし障害が発生すると、その機能がうまく働きません。そして慢性的に睡眠時間が不足していると、それが障害発生につながっている可能性もあります。

勃起障害の考えられる原因

勃起障害になってしまうリスクにはいくつかの種類があり、肉体的なものと精神的なものの2つに分けられます。
肉体面としては別の病気が発生したことや、十分な血流を生み出せないといった状態が原因になります。精神的には性交渉に自信がないことや、日常のストレスの蓄積などが考えられます。 
また、それぞれが影響しあって、勃起障害を悪化させているということもあります。そして、肉体と精神の両方につながるリスクの原因として、睡眠不足が挙げられます。

睡眠不足が勃起障害のリスクを高める理由

人がなぜ睡眠をするのかというと、身体を休ませるためです。そして、そのための時間が不足していると、身体は十分な勃起ができなくなる可能性が高くなります。
また、睡眠中には男性ホルモンであるテストステロンという物質が積極的に分泌されます。テストステロンは性欲を始めとした精神面に影響を与えます。
もちろん睡眠不足の状態だと、その分泌量も低下します。
このように人体のメカニズムとして、睡眠不足は勃起障害につながるリスクが高いのです。

夜間の勃起はレム睡眠中の現象

男性器は眠っている状態でも、レム睡眠のタイミングでメンテナンスとして勃起をする機能があります。
朝起きた時に勃起状態をほとんどの男性が経験しますが、それはこのメンテナンス機能が持続した延長線上の状態です。 
そして、精神面が原因で勃起障害になっているのであれば、この夜間の働きは問題なく行われることが多いです。
そのため、夜間の状態を確認することは勃起障害の原因特定にも役立つので、そういった意味でも睡眠は非常に大切です。

まずは睡眠の改善をしてみよう

直接関係があるようなイメージを持たれることは少ないかもしれませんが、睡眠不足と勃起障害には非常に強い結び付きがあります。
理想的な時間から少しでも不足するだけで、リスクが大きく跳ね上がるという研究結果が出ているほどです。 
つまりそれを逆に考えると、リスクを下げられたり障害を改善できたりする可能性が出てきます。なので、睡眠時間が短い方も、少なくとも7時間は睡眠時間を確保するようにして、肉体と精神のどちらにも休息を与えるようにしてあげましょう。

おわりに

人の身体にとって睡眠は非常に大切で、性器にも影響が及びます。しかし、日常生活が忙しいと疎かになりがちです。
睡眠不足が原因の勃起障害になるリスクは誰の身体にも潜んでいます。原因が特定できない勃起障害に陥っている時は、まずは日常の環境を見直してみましょう。

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