AGA治療薬を飲み忘れると効果が減少する?

これから薬を飲もうとしている男性

AGAの治療に薬は欠かすことができない重要なものです。しかし、1日に1回の服用とは言っても、人間ですから忘れてしまうこともたまにはあるものです。ここではAGA治療薬を飲み忘れた場合にどうなるか、また注意点についてご説明いたします。

プロペシアの効果は24時間でなくなる?

プロペシアは現在、世界の60ヶ国以上で承認されている代表的なAGA治療薬で、日本皮膚科学会によると1年の連続服用で現状維持よりも高い改善効果を得た患者が全体の58パーセントと高い数値を誇ります。
1日1錠服用するだけで有効成分のフィナステリドが薄毛を改善してくれますが、その効果は24時間でなくなってしまうため1回飲み忘れると1日分の効果が失われてしまいます。
そのため、プロペシアは毎日決められた時間に服用することが大切です。

AGA治療薬の飲み忘れは抜け毛を再発させてしまう?

プロペシアに代表されるAGA治療薬を飲み忘れてしまった場合、どのようになるかをご存知でしょうか。
男性ホルモンのひとつであるジヒドロテストステロンが、体内の酵素と結合することで脱毛ホルモンが産まれてAGAを発症しますが、プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、脱毛の原因となるジヒドロテストステロンの発生を抑制する効果があります。
そのため、飲み忘れるとフィナステリドが不足してしまうため効果が弱まり抜け毛のリスクが高まるので注意が必要です。

AGA治療薬の飲み忘れが1週間続いたらどうなる?

AGA治療薬を1日飲み忘れた場合、効果が弱まりますが急激に進行してしまうことはありません。
しかし、1週間も飲み忘れが続いてしまった場合は、有効成分のフィナステリドが完全に体から失われてしまうためジヒドロテストステロンの発生を防ぐことができなくなり、最悪の場合は抜け毛が再発してしまう可能性もあります。
AGA治療薬は飲み続けることで効果が現れるため、毎日決まった時間に必ず服用し飲み忘れが無いようにすることが大切です。

AGA治療薬を飲み忘れた時の注意点

しかし、忙しい毎日を過ごしている現代人ですから、たまにはAGA治療薬を飲み忘れることもあります。
ただ、1日服用を忘れたから翌日2日分を1度に服用することは避けることが大切です。
その理由は、AGA治療薬には発現率は低いものの性欲の減退や勃起機能不全などの男性機能障害や、肝炎リスクを示す血液の値が上昇するなど肝機能障害に関する副作用があることが確認されているため、定められた用量以上を服用するのは危険です。
また、服用する量を2倍にしても2倍の効果が得られる訳ではありませんので注意しましょう。

おわりに

AGA治療薬の効果を最大限引き出すために重要なことは、とにかく毎日忘れずに服用することです。
食事の後に服用するクセを付けると忘れにくくなるため、朝食・昼食・夕食のいずれかで服用するように心がけましょう。

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