【勃起障害】朝勃ちがないのはEDのサインかもしれません

起床前の男性

朝勃ちは、健康的な男性であることの証明です。
朝勃ちがない場合はEDのサインが出ているかもしれません。
朝勃ちとは健康的な男性であれば睡眠中に複数回発生する夜間勃起現象が、目覚めたときに起こっていたものであり、正常な自律神経の働きによるものです。

気づかないうちにEDになっていることも

EDになる要因は、世の中にたくさん転がっています。ストレス・疲れなどを解消できていない、その原因が睡眠障害にある場合、眠れないというのも自律神経の働きに障害が発生した結果である可能性があります。
副交感神経の働きに障害が生じると、陰茎への血流にも障害が発生します。
食生活についても、偏食や間食を繰り返していると、生活習慣病になり、高脂血症・高血圧・動脈硬化などの病気の可能性が高くなります。

このように、神経系によるものや、生活習慣病によるものなどで気付かないうちにEDになっている可能性があります。

朝勃ちがあることは健康の証と言われる理由

人間の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しながら朝を迎えます。
レム睡眠中、体は休んでいますが脳は起きているため、自律神経の働きが活発になっており、副交感神経の働きによって陰茎の動脈が広がり、血流が多くなって陰茎が膨張しているのです。
こうした夜間の勃起現象は夜中に2~3回発生し勃起に必要な筋肉や海綿体を動かしています。

朝勃ちは、ちょうどレム睡眠で夜間勃起現象が起こっていたときに目が覚めたときに発生しているもので健康なサインなのです。
ということは翻すと、朝勃ちがないということは、身体のどこかに異常が発生していることのサインである可能性があります。

朝勃ちがなくなったらEDの兆候かも

朝勃ちがないということは、レム睡眠中に夜間勃起現象が発生していない可能性があります。
健康な男性の場合は、睡眠中に3回程度の夜間勃起現象が発生するといわれています。
それがなくなると、陰茎の筋肉がまったく動いていない可能性があり、血流に障害が発生し陰茎に十分な血液が流れ込まないようになることで勃起障害を起こしてしまう可能性があります。

それは、ストレスからくる自律神経の乱れや食生活の乱れなどいろいろな病気のサインでもある可能性があり、朝勃ちがなくなったら夜間勃起現象も発生していない可能性があるので、EDのサインかもしれません。

EDかもしれないと思ったら直ちに受診しましょう

朝勃ちがみられなくなり、EDのサインかもしれないと思ったら、早期に泌尿器科を受診することをおすすめします。
朝勃ちがないということは、健康な男性であれば夜間数回あるはずの夜間勃起現象自体がまったく発生していない可能性があり、それはすなわち自律神経の乱れと関係してくるからです。

睡眠障害が原因でストレスや疲れが十分にとれていない状態や、不規則な食生活が原因の生活習慣病からきている体調不良であることも考えられます。
つまり、EDに加えて他の病気が隠れている可能性があるのです。

おわりに

朝勃ちは、健康な男性の身体に当たり前に起こっている現象であることがわかりました。
しかし、それが発生していないとなるとEDのサインであると共に他の神経系の病気や内臓・循環器系の病気である可能性もあります。
あまりに長く朝勃ちがないようでしたら、EDのサインの場合と他の病気が隠れている場合があるため1度受診することをおすすめします。

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